1/5(日) 園田杯【FEサイファ限定構築戦】

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↑前回大会の議事録が書かれた謎のブログ



~前回までのあらすじ~
goma「諸国漫遊アリス最高!!!!!!」

去る2018年11月10日(土)に都内某所で第2回goma杯となる限定構築戦「3c60/10主杯」が開催されました。真ん中は3c60/10のノンホイルカード限定、それ以外のカードもグラ○ン通販100円以下の紙束でしかデッキを組めないという何ともキテレツおさ○ふサイファな大会。参加者それぞれの個性が色濃く出た主人公分布に心踊りました。ちなみにぼくはバルジャン主人公で参加して主催ながら優勝しました(隙自語)。


そして時は流れ1年と2ヶ月、「3c60/10主杯」のサブイベントとして予定していたが結局誰もデッキ組んでこなくてお流れになった弓主人公限定戦「園田杯」を開催することにしました。


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地獄の会場



以下レギュレーションの概要。



①主人公はCC先の武器種が弓のユニットに限る。主人公と同名のユニットでかつ武器種が弓であれば価格は不問

上級は弓だが1cに弓のカードがないユニットもいるので、そうしたユニットは飛行特効持ちの1c弓バニラ扱いとしました。

SRも弓なら採用できるので、今までの限定構築戦の中では最もデッキ単価が高い大会になったと思います(タクミとヒノカを見つめながら)。



②主人公以外のカードはグラン○パンダキャニオン通販で100円未満のカードのみ使用可能とする

お○いふサイファ

前回は3cエイリークみたいな100円のRカードが猛威を奮っており、普通の対戦でもよく見るカードがやっぱ強いよねという場面が見られたので縛りを厳しくしました。100円未満だと相当数のカードが使えなくなりますが、リソースを稼ぐカードも同様にごっそりいなくなってしまったため、顔面環境に拍車をかけてしまった面があると思います。この辺の調整が難しいねんな...



③CC先の初期手札キープ及びマリガンについては以下のどちらかを選択して行う

(A)初期手札:CC先のカード1枚
マリガン:初期手札以外の5枚で一度だけ可能

(B)初期手札:CC先のカード2枚
マリガン:なし

大顔面大会と乗り事故によるを考慮した特殊ルールそのいち。前回も上級を握って良いルールにしていましたが、今回はCC先が複数ある主人公もいるため2枚握ってもいいけどマリガンは代わりにナシな!という塩梅のルールにしました。

その結果対面の主人公と自分の先攻後攻からキープ枚数を考える最低なプレイングが横行しました。先攻を取ったプレイヤーが苦悶の表情でキープ枚数を考える姿が見られるのは園田杯だけ!(後攻の方が基本的に有利のため)



④主人公に限り以下の特殊処理を実行することが可能。ただし処理実行時は園田海未に関連する言葉を発声しなければならない(例:ラブアローシュート! )

(A)ターン開始時、1revをコストとして主人公を移動させてもよい。ただしこの移動はスキルの移動として取り扱わず、移動に関係する他のスキルの誘発条件としても扱わず、移動の制限がある場合でも可能なものとする。

(B)主人公が新規CCもしくは新規LvUPした場合にも、主人公を移動させても良いものとする。この時に限りコストは発生しない。


大顔面大会を考慮した特殊ルールそのに。主人公が基本的に射程2なので、♪前にデカブツ 出したもん勝ち ジェイガンなら~♪(NNTMRNTRU)と仮回し中になってしまい、これはマズイとせめて移動くらいはできるようにした結果です。
レギュの草稿段階では1revと戦闘力降下から選択できる予定でしたが、戦闘力を自力で上げられるカード(紫4cユズ、4cエレオノーラ等)が有利になってしまうのでrev固定にしました。意見をくれた皆さん、ありがとうございました。



ほかにも細かいルールはあるけどだいたいこんな感じです。ルールそのものは結構突っ込みどころが多いしそもそも当日ルールのガバが発覚してちょっと困ったりもしましたが、まあそこは身内しかいないんでね?許してね??





で、園田杯の主人公候補を考えていたところ、射程が2じゃないユニットがいることに気がつきました。





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普通に美しくないか?



はい、レオです。2TCCが可能、【アタシは兄貴がいーの!】でハンドの供給が可能、寝ることで60打点が出せると強いことしか書いてないように見える(錯覚)。

味方を寝かせて強いカードにはRの3cセリカ(1ドロー)、3cアルム(敵ユニット移動)、1cシーダ(戦闘力+10)任せてクレーベ等があり、できないことがあんまりない器用なデッキが組めそうです。

そしてレオを使うなら、当然兄貴も使うことになります。





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抱いて



レオを鳴かせて、じゃなかった寝かせて80殴り、ターン終了時にバルボを切ることで相手ターン終了時まで全体受け+20、そして園田杯トップメタの重装の心得を持つという頼れすぎる兄貴。実際仮回しをしているときは兄貴ガメて耐久すれば勝てていたので強いカードではあったと思います。





しかしこの園田杯というゲーム、参加者各々が仮回しをしていくうちに悲しいかな、やはり大顔面環境になってしまいました(当たり前)。レオはどうあがいても50受けのため戦士に殴られればアレヨという間に逝ってしまいます。更に言えば1cは20点しかないので序盤の攻撃は基本的全て通ります。兄貴が出るまでにレオが蜂の巣になって「やだ……アタシったら…… ドジっちゃったみたい……」となる可能性が頭から拭いきれませんでした。



普通に顔顔されるのが辛いのもありましたが、更に追い討ちをかけてきたのが3cアルフォンソと3cレーヴァテインでした。



アルフォンソは後攻ガン有利の原因を作ってしまった張本人。後2で突然ハンドから出てきて盤面に居座る姿はアスクの悪魔。喪中なんだからおうちにいろよ...

弓主人公は3ターン目にCCしても基本的に60打点が限界なので、同値ゲームで処理できなかっただけでゲームが終わりかねない。当日処理できなくてゲームが終わった人もいましたね...こいつを対策するためだけに1cオルエンが採用されてるのを見て爆笑してた。




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普通にアルフォンス出せなくなって困った。





レーヴァテインはもう言うことないです。処理できなかったらオワオワリ。アルフォンスが残った後3に出されたらゲームにならねえんだよ!!!!!!実際処理できなくて以下略。俺もやれば良かった(最低)

更に言えば100受けの兄貴を110から殴ってくる最悪の女であり、僕がレオ主人公を気持ちよく使えなない気持ちになったのは完全にこいつのせいです。お前次回は出禁だからな!!!!!!!!!!



そんなわけで、大顔面大会にストレスを抱えながらレオを使うのは辛かったので半ばヤケクソ気味にレオ主人公を諦め、相手が猿なら先に相手の顔殴り倒せばいいじゃんといういつもの猿山チンパンジー思考(思考放棄とも言う)でデッキを組んだ結果が↓です。







酷すぎる

ツイートの通り4-2の3位で終わりました。三連覇ならず......
ちなみに光ってるのは英雄と運び手です。

(デッキの内容を解説するほどの中身が)ないです。迫真英雄14積み部、移動ギミック・回避札大量の裏技。

エリー主人公だと英雄を最大24枚捲れるが流石にそこまで積んだらデッキにならないので半分強で止めました。14枚もあれば機能しそうなもんですが実際には全然うまく英雄捲れず......






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CFヴィオールなどどこにもいない





以下レポです。




○茶緑無クロード(後
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踏み倒しで出撃できるティアマトが光る。クロード自体が移動スキルを持ってるので前衛のレーヴァフォンスティアマトを壁に立てて逃げやすいのがいいですね。

試合はこちらがオーブをバリバリ割る一方対面は横処理に徹して割ってくれずこちらのリソースが枯れる。ショットできるハンドが整うまでだらだらやっていたが、ジリ貧。

デッキが半分以上割れたタイミングでもエリーが全然退避に見えなかったので、オーブに埋まってることを信じて顔面殴って前衛に突っ張る。返しでオーブからエリーを一枚引き当てたので6パン耐えて、その返しに顔殴って勝ち。

初戦ということもあって、お互いにターン開始時の「ラブアローシュート!」を忘れていたのが印象的でした(戒め)。





○白単タクミ(先
(デッキ名:園田顔面海未割り)
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デッキ名が好きすぎる。

タクミは個人的な優勝筆頭候補。撃破すると味方を移動させる2弾1cオボロ、タクミがいるだけで50点のカムイ、顔面割れる2cシャラと序盤から強いカードが揃い踏み。

そして何といっても強いのはやはり園田海未割り。前衛のフォンスレーヴァその他を後衛に押しやれるのでボードをコントロールしやすい。園田杯は真ん中がほぼ射程2の都合上、後衛に下がって殴りたいことも多いがそれをやると相手ターンに前衛に引きずり出されたり、海割りをされて後衛に押し込まれっぱなしになったりするので非常にやり辛い。

試合は開幕、オボロが支援ミスってタクミが下がれない時点で雲行きが怪しかった(諸行無常)。相手の支援ミスに助けられて顔面も横のユニットも守れてしまったので、気の毒だがビートダウン気味の動きに徹して勝ち。





○紫無ヒーニアス(先
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園田杯開催前に「(フォンスレーヴァで)園田杯を破壊する」などと公言し主催の怒りをかった男。

ヒーニアスの効果で回避不可仕込んだり押し込み付与したりして盤面を取るデッキ。いつものフォンスレーヴァに加えて80点の生物兵器ファ、横を移動させた挙げ句パンプするターナを採用し、盤面に残りやすいように羽まみれにしてデッキの支援値を高くしています。

ヒーニアスが盤面コントロールできるので、横に採用するカードを単純なパワカと羽に絞っているその構築スタイルは非常に美しいと思います。僕はレオとエリー(とクレイン)以外の主人公については深く考察していなかったのでヒーニアスも意識の外にいたわけですが、気がついていれば真面目に構築を考えたかもしれません。それくらいポテンシャルの高い主人公だったと思います。

試合はというと、ヒーニアスがハンドからカードを仕込む効果をしているので、殴られているのにあまりリソースが増えないという状況に陥っていました。まあぼくはいつも通り相手が殴ってくれないのでリソースが枯れてましたね...

相手はしばらく3cヒーニアスに乗っており、そのあと4cに乗り直したためハンドのヒーニアスが薄いと判断。自分のハンドに疑似ライブのクロム+1cルキナと1cヴィオールをキープしながら必殺連打できるタイミングを待っていたら、フォンスとヴィオールを引けたので、フォンスは踏み倒しで出して、ルキナの必殺拾って大顔面大会開催して勝ち。園田杯の平和は私が守りました!(KONAMI)





×白赤ヒノカ(後
(デッキ名:ヒノカとカムイのいちゃラブデッキ)
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寝そべりを大会に持ち込んだ園田海未のやべーオタクそのいち。

ヒノカが槍と弓の4c以下を呼べるため、序盤に出したい1cコスト帯を厚くしているデッキ。園田杯のルールに従い1cヒノカは弓のバニラユニットになっています。

CC遅いんだから顔面殴り倒せば行けるっしょw などと思っていたが、序盤小粒のユニットの処理に手こずりオーブをなかなか割れず。ヒノカのCCと後衛を引きこもりを許してしまう。実はぼくのデッキは後衛へのアクセス手段に薄いため後衛に引きこもられるのは非常に困る。実際ヴィオールもノノも引けず、エリーは下がりたいが下がると顔を触れないジレンマに陥ってしまった。横にジェイガンキサラギを出されまくり後手の処理に回っていたが、飛び出してきたジェイガンに神速回避され維持を許した返しに顔面殴られて敗北。お見事でした...



負けた直後は「横触るべきじゃなかった...」などと呆然自失で呟いていましたが、横無視して顔面殴ってたら序盤に顔殴り返されてもっと早いタイミングで逝っていたと思います。ぼくの構築が弱かったです。猛省。





○茶緑黄無クロード(先
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誰も頼んでいないのに会場で園田海未ソロを流し続けてくれていた副主催で園田海未のオタクそのに。ロングヘアーと幼馴染みの関係に弱い(恩を仇で返す)。

ティアマトやフォンスは前述のクロードと同じだが、ぶちかましで相手のフォンスレーヴァを押し込みながら顔を殴れるモウディと押し込んだ相手が上がってこれないように移動を封じる3cヴェロニカの採用、フォンス対策のオルエンや絆から飛び出しながら横を移動できるカリンの採用で異なる。

試合は、序盤は互いに顔を殴りあっていたが、中盤以降互いにオーブを割らず横処理に回って互いにハンドを枯らす最悪のジリ貧トップ解決ゲーに突入してしまう。

相手は無色込みで4色なので、絆を使っていればそのうち色事故を起こして出撃が止まるタイミングがあるだろうと踏んで横処理に徹することを決める。ティアマトやフォンスを踏み倒しで出されてハゲそうだったが、エリーが打点を上げられるのでターン開始時に「ラブアローシュート!」で後衛にエリー下げ→ユニット後衛に出撃でなんとか横処理を遂行。絆の使い道が酷かったがその辺は(ほぼ)単色の強みでなんとか事故らずやれていた。

途中で相手がモウディが支援をミスる。返しの出撃がめちゃくちゃ弱くなったのでこのタイミングで顔面大会を開催。こちらも支援ミスって仕留めきれなかったが、返しの相手の顔面大会でもクロードが支援をミスる。オーブゼロで必殺投げてこなかったので、もう回避もないと判断して横無視して顔殴って勝ち。全試合通して最もぐだった厳しい戦いだった。






×青黄無エレオノーラ(後
(デッキ名:一度も回してないってマジ?)

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プレ園田杯でもレオ主人公で被っていた。

ミラーだがこちらは多色。あとレーヴァテイン対策にCFヴィオールが入っている点で異なる。霧亜採用でヴィオールへアクセスしやすいのも良い。全体的に打点を出せるカードが多く、ぶんまわったときの爆発力は相当なもの。

結果?レーヴァテインとヴェロニカに一回ずつ避けられて必滅二回込み6パン通されて 負 け 。
あ ほ く さ と言いたいところだが、ハナから「レーヴァテイン維持されたら負け」とは思っていたので、それが起こっただけのことであり仕方がない(顔を赤くしながら)。





というわけで、

1位 ヒノカ
2位 タクミ
3位 青無エレオノーラ

で園田杯は幕を閉じました。コミケで景品として買ってきた園田海未のイラスト本(健全本)は無事園田海未のオタクの手にわたりました。景品に薄い本を用意するのは結構楽しいし、僕自身のモチベもあがるので今後も継続してやろうと思います。僕はというと、↑で挙げたレシピの画像に写り混んでいる神田明神破魔矢を頂戴しました。これでコミケまで無病息災だな!!!!(盛大なフラグ)

大会後は最近ハマってる樹ベレスを回したり、令和ニムトで頭を破壊して楽しみました。やはりニムトは疲弊した頭でヤるに限るぜ......(中毒病患者)





最後にデッキの反省として、

・まずレオの構築を諦めたこと
・安易に英雄頼みのチンパンジーデッキにしたこと
・横のユニットの射程、戦闘力を軽視したこと
・リソースを稼ぐカードも軽視したこと

というのが挙げられるでしょうか。次回開催時は以上を踏まえて王者奪回を目指したいと思います。なんて大人げない主催...

参加された皆様、ありがとうございました。






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またよろしくお願いします。