Jump up HIGH!!

5th後に抱いた率直な感想は「それぞれの未来へ飛ぶための応援歌」でした。「それぞれ」というのはラブライブ!サンシャイン!!のことであり、Aqoursのことであり、キャラクター一人ひとりのことであり、キャスト一人ひとりのことでもあり、ファン一人ひとりのことでもあると思っています。

5thライブはラブライブ!サンシャイン!!のストーリーと、三次元でのAqoursの活動の一区切りみたいなところがあります。それはある意味「終わり」のようにも見えるけど、そうじゃなくて、「時が満ちた」んだと、この曲が伝えてくれている気がします。実際に、キャストのソロ・グループデビューの話がよく飛び出していたのは5thの近辺でしたね。

「時が満ちた」のはキャストもファンも運営するスタッフも沼津内浦の人たちも、ぜーんぶ引っくるめての意味だと思うんです。だからこそ、リリース前にも関わらず、5th Day2でJump up HIGH!!を披露したことに、とてもとても大きな意図があると思っています。



「Jump up 空高く舞う鳥へ重ねたheart 希望だけ持って飛ぼうよ」



何かを好きで居続けることは難しい。でもその何かを好きで、やりたいと思うキモチが少しだってあればいつだって飛べるし、飛んだ後にまた皆で集まって笑い合えるんだと、そんなことをこの曲から教えてもらっている気がします。5thのキャスト挨拶でも似たようなことが話に挙がっていたけれど、Aqoursが、そしてラブライブ!が、飛び立っていった皆がまた集まって笑い合える概念であり、空間であり、体験であり、音楽になることを強く願っています。まあもう実現しているとも思っていて、きっとそのかたちのひとつがきっとフェスなんですね。





この記念すべき時間が、愛と想いやりに包まれた底抜けに楽しい幸せな2日間でありますように。